たぼ

ボーダーライン:ソマリア・ウォーのたぼのレビュー・感想・評価

4.0
ジェイ・バハダというジャーナリストを志す、ひとりの男の真実の物語。

バハダ役はクイックシルバー役のエヴァン・ピーターズ。
名優アル・パチーノもかつてのジャーナリスト役で出演。
ただ最初と最後のワンシーンのみでほぼ出てはいないのだが、使い方(シーンの挿し方)が上手く文句無し。

それはさて置き、本作はソマリアについての様々な現状、実状、そしてソマリアという国が「どういった国」なのかが良く分かる面白い作品だと思う。
そして取り敢えず飛んでみたソマリアから帰国後の急展開。
これぞアメリカン・ドリームと言うべき展開の面白さではあるが、何というか本作を観て感じたことは何か大きな事を成し得ようと思うならそれ同等の生命を賭けなければ掴み得ない、ということである。

エヴァン・ピーターズ主演の映画を観たのは多分本作が初だとは思うが、何か光るものを感じたし、もちろんそれはX-MENシリーズのクイックシルバー役で皆、もう周知だとは思うが演技力はそれなりにある俳優だし本作ではそれを存分に堪能できる尺。

普通に映画として完成されている内容となっているので、ピーターズファンでなくとも楽しめるだろうと思う。
たぼ

たぼ