最近SFに苦手意識があったけどこれは設定がわかり易くて助かった
フランス映画だと思ってる人いるみたいですけどデンマークスウェーデンフィンランド合作の 北欧映画 なので間違えないでください全然違います
2095年というわりにはとても現代風の施設
むしろ街は海面上昇、塩害、水不足によって荒廃が進み文明が発展しなかった様子
変に未知の近未来っぽくないし、過去(2017年)に飛んでからのパートもあるから違和感もなくすんなり入り込めたのかも
物の対価として水が用いられる世界
量子網分離官ってその役職につけば分裂する権利を与えられるってことなのか?
表向きには存在が禁止されたようだけど、その時点でその役職は消えたってことだろうか?
どうやって彼が分離をしたのかがちょっと分からなかったけど大筋には関係無し
元々思考を共有し分裂はしても1人だった人間が存在する時代を隔てて2人の人間になっていく
自分と認識していた存在が他人になっていく感覚、徐々に思考が読めなくなっていく感覚、見知らぬ人間になっていくことは恐怖だろうな
自分に繋がる過去が消えるかもしれないという当然のリスクを私も見落としてしまっていた