健多郎

ザ・タンクの健多郎のレビュー・感想・評価

ザ・タンク(2017年製作の映画)
2.5
閉鎖空間で仲間割れするはなし

火星移住の疑似訓練として南極にある施設に集まったプロフェッショナルたち
訓練は順調に進んでいたように思えたが、少しのアクシデントから事態は最悪の方向へ…

クレジットによると事実に基づいた話らしいですが、マジで?
どこまで事実でどこから脚色なんだろう
相当ひどい結果になってるんですが…

在りし日の訓練施設を扱う時間軸と、訓練の管理責任を問われる審問会のシーンが交互に挿入されるのですが、この構成があまりよろしくない
映画全体の中盤までに、最終的にどうなってしまうのかがほとんど分かってしまう
更に肝心の部分ははっきりと語られないので、「つまりこの訓練はなんだったの?」という疑問も少し残ってしまう
作品の雰囲気は悪くないんだけど、惜しい部分も目立つ作品でした
健多郎

健多郎