Kento

志乃ちゃんは自分の名前が言えないのKentoのレビュー・感想・評価

4.3

「惡の華」や、「僕は麻里のなか」
などで知られる押見 修造さんの同名作品が原作

主人公、志乃ちゃんは吃音症を抱えていて
自分の名前が言えない

自分自身もそれに近い経験が少なからず
あるので、冒頭のシーンは辛かったです

志乃ちゃんを演じた南 沙良ちゃんの演技は
良かったです
吃音症や表情を上手く演じていました

加代ちゃん役の蒔田 彩珠ちゃんも
良かったです。歌に引き込まれました

萩原利久くんが演じた菊地は
原作より遥かにウザくなってます(笑)
ただそこは彼の演技力!
違和感なくウザかったです(?)

ブルーハーツやミッシェルガンエレファントの
曲が出てきたのはテンション上がりました!
まさかこの映画で聴けるとは

それまでの
ストーリーから観ると、ラストのシーンは
違和感を感じる方もいるかもしれません

ただ、あのシーンは
自らも吃音で悩んできた押見さんの感情を
ダイレクトに表現したシーンだと思うので
個人的には好きでした

意見は分かれそうですが、個人的には好きな
作品でした

ラストは原作の方が好きかなぁ…
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