ゆき

億男のゆきのレビュー・感想・評価

億男(2018年製作の映画)
3.6
紙様

使い手によって価値が大きく変わるもの。
お金以外にも時間も、洋服も、食材もそう。まさに映画も。
個性派揃いのエンタメ作品ながら、鑑賞後にじっくり考えてしまった。
時間を無駄にされるのが大嫌い、特に予定を崩されること。
コロナの影響下で映画への触れ方が変わって、配給会社や単館系劇場に「還元しよう」と意識して行動することが多くなった。今までは当たり前だったのに。
今作の趣旨とはずれるかもしれないけれど、丁寧に値踏みしたいと思わされました。そんな休日の1本目。

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借金に追われ、家庭を想いながらも仕事に忙殺される日々を送る男。運よく当選した3億円の使い道を旧友に相談すると、翌朝現金と共に旧友は姿をくらましてしまう。
ゆき

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