監督・脚本 細田守
うーん、これはやってしまった感
面白いとこを見つけるのが大変だった
タイトルはこれで良いのか?
妹が出来て親の愛を取られる気がして、駄々をこねる主人公の4歳児・くんちゃんと未来から来た妹のミライが出会う。
訓ちゃんは曽祖父とか過去の家族に出会ったり様々な経験をするのだが物語冒頭からほとんど成長を見せない。子供の成長ものではなく、連綿と続いてきた家族の歴史を描きたかったのかもしれないが、とにかくストーリーがつまらない。物語の定番をあえて外して実験的にでも作りたかったのだろうか。
未来のミライちゃんと赤ちゃんのミライちゃんは同時に存在できないとか色々と設定加えたりしてたけどそれが物語上大して意味ないように思えた
家族の歴史ついて書きたいなら唐突に過去に飛ぶんじゃなくて話全体にもっと説得力というかもっと他のやり方があったと思う。
バケモノの子とか色々観てきたけど細田守の全盛期は初期の僕らのウォーゲームなんじゃないか?と思えた。画は好きなんだけどな。脚本を違う人がやったり、原作あるものを作れば良いんじゃないか。
とはいえ、次の竜とそばかすの姫は細田守の得意なネット世界が舞台だから期待したい!
イヤイヤ期の子供がいる人は楽しめるのだろうか?くんちゃんムカついたな。自分が弟出来た時はむしろ嬉しくて可愛がったと思うけどなぁ。クレしん映画の素直で大人なしんのすけとくんちゃんを比べてしまった笑
2021.107