NHK-BSのオンエアを録画視聴。
実話ベースの、高速鉄道テロを防いだ米国人ヒーローの話ということで、実際の「ヒーロー」たちの勇気ある行動自体は心からリスペクトするとして、その上で言えばいかにも米国人が好きそうなストーリーであって、監督がイーストウッドでなければ、正直観ていなかったと思うのだが、濱口竜介監督も(微妙な言い方だった気もするが)高く評価してた記憶があって、この機会に鑑賞。
そうした、ポジネガの入り混じった「先入観」を持ってしまってたので、「感想」を書きにくいのだが、シンプルに言えば、充分に楽しめた。
過去と現在をテンポよくつないだシナリオ(および編集)が秀逸で、90分前後という尺もちょうどいい(中盤の「観光」シーンは、もうちょっと短く切ってもよかったかも)。
いかにもな「アメリカン・ヒーロー」譚ではあるのだけれど、実話ベース(しかも実際の「ヒーロー」達が演者として出演)だけに、文句の付けようがないです。