PreGeorge

15時17分、パリ行きのPreGeorgeのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.0
「事実の再現」🎞📺
感想-見終わった後で実話です、実際の当事者や主人公3人が出演してますって言われると何も言えなくなるのはズルいなとは正直なトコ。それは内輪ネタと話題作りのためでしょ。その意味で見た方も巻き込んで英雄行為を賞賛できる点はこの映画の意義かなと。だから最後のフランス国内🇫🇷で行われた再現された受賞式典に参加しているような錯覚を覚えたのは満更映画の「ウソ」😵とは言えなかった!イーストウッド監督って凄い😓!! 監督自身が「これは本当に起こったことなんだ」と何度も何度も強調していた点、その意図もここから頷けた😅

【感度-⭐︎ 連帯感が欲しい人、勇気付けて欲しい人にオススメ度80%🍅🍅🍅🍅正義の白黒をつけたい人、何かに迷っている人は観るべき度95%🍅🍅🍅🍅🍅世界に飛び出て「事実」を知りたい人にオススメ度5%🍅】

勲章を一番あげたかった人-最初の「普通」のおじさん。トイレに立て篭もった犯人を初めに不審に思った人で、自動小銃🤖を持って出てきた犯人と取っ組み合いになった人。この人がいなかったら犯人はそのまま客室に入って銃を無差別にぶっ放していた訳だ。わたしはこのおじさんの少年時代も見たかった。当時、フランス俳優のジャン=ユーグ・アングラードさんも事件があった列車🚆に乗っていたのは有名。警報機のガラスで怪我したとまでwikiなんかにも載ってる。映画では事件現場にいた人がたくさん協力参加しているっていうから、彼もすれ違い場面でもいいから出て欲しかった。この監督の「意図」からいえばNGだろうからまず無理だろうけど、事実は事実だし、受賞式にも先の「普通」のおじさんだけでなく「セレブ」の彼もいなかったのは監督の意図によるだろう。事実を伝えた点が宣伝文句にもなっているけど、「意図」した事実の取捨選択がすでにある点で、イーストウッド監督🐶が常に描き続けているハリウッドが今まで作り上げてきた強いアメリカのイメージはそのままで、この映画もやっぱりアメリカ万歳のヴァリエーション「普通」ver. だった点はどうあがいても擁護しようにも否定はできなかった。🇺🇸🍔🗽
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