たかちゃん

旗本退屈男のたかちゃんのレビュー・感想・評価

旗本退屈男(1958年製作の映画)
3.4
シリーズ23作目にして、右太衛門出演300本記念作品。お祝いだから、東映オールスター出演の賑やかな作品。伊達の城主、忠宗(片岡千恵蔵)は暴君。女狩りを命じる。ターゲットにされた娘(大川恵子)は、危ういところを主水之介に助けられる。そして次第にあきらかになる伊達藩乗っ取りの陰謀。ワルは進藤と山形。千恵蔵は暴君のフリをして、様子見をしていたのだ。さすがに千恵蔵の悪役はないとわかっているので、ちょっと先が読めてしまう。それにしても、右太衛門の「プハッ」と見栄を切るのがいやで、好きになれない役者だ。良いと思ったのは『大江戸五人男』だけ。
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