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眠狂四郎 女妖剣のkassyのネタバレレビュー・内容・結末

眠狂四郎 女妖剣(1964年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

老中を抱き込んだ怪商が事々に邪魔する眠狂四郎を亡きものにと、少林寺拳法の達人、伊賀の忍者や妖しい女の色気をからませる・・・狂四郎は次々の強敵と対決していく凄惨な殺陣を展開する時代劇アクション。シリーズ四作目。

色々な強敵も何のその、強さが際立つ!円月殺法の虜になりそう。


2025年1月28日(火) 18:00~19:45[105分] トゥエルビ 「映画「眠狂四郎」シリーズ」

(ストーリー)
狂四郎はある朝浜町河岸に横たえられた、全裸の美女二人の死体を見た。鳥蔵と名乗る男はそれが、大奥の中臈綾路と、お半下女中の美乃であると狂四郎に告げた。だがその烏蔵は隠れ切支丹の科で役人に捕えられた。この頃江戸では、豪商備前屋が、金力を武器に、老中水野忠成を抱き込み、大奥の女達に秘かに阿片を送っていた。浜町河岸の死体は、残忍な菊姫に麻薬責めにされ殺されたのだった。そして菊姫は鳥蔵の妹小鈴に、兄を救う手段と称して、牢内のバテレン、ヨハネス・セルディニイを誘惑させた。しかし、約束は守られず、鳥蔵は殺され、小鈴は自殺して果てた。狂四郎は、鳥蔵が死ぬ間際に、浜松へびるぜん志摩という狂四郎と血のつながる女がいると聞かされ、浜松へと旅立った。途中、狂四郎は、備前屋の刺客や、情慾のとりこになった巫女に悩まされたが、愛刀無相正宗がその難を救った。大井川で足どめされた狂四郎は、妖艶な鳥追い女と旅篭に入った。女と酒を飲んだ狂四郎は、目がかすむのを知り愕然とした。女は、狂四郎の目をつぶすために使わされたのだった。狂四郎は女をそそのかした刺客を撃退する。再び浜松に向った狂四郎は、隠れ切支丹に案内されて舟小屋で、びるぜん志摩に会った。狂四郎は自分との関係を彼女に問うが答えない。その舟小屋に集まってきた隠れ切支丹たちを役人が捕縛する。その騒ぎを見て舟小屋の外に逃げ出した狂四郎たちは、菊姫の配下武部光源に襲われ、志摩は海上につれ去られた。武部を斬り倒し、小舟で備前屋の密貿易船にたどり着いた狂四郎は備前屋とその配下を斬り、宿敵陳孫との念願の一騎打ちとなった。死闘の末陳孫は海に飛び込み退散する。舟倉でびるぜん志摩に会った狂四郎は、志摩が備前屋のまわし者で切支丹になりすましては、信徒を売っていたこと、狂四郎を船にひき寄せるため配下にさらわれたことを知り、責めた。妖艶な表情に変った尼僧は、色と金で狂四郎を誘った。そして狂四郎の出生の秘密について語る。転びバテレンに生け贄として犯された武家の娘から産まれたのが狂四郎だと言うのだ。母は自害し、遺された狂四郎の乳母となったのが志摩の母であった。さらに色で誘う志摩を狂四郎の剣は一刀のもとに斬った。何故と問う志摩に狂四郎は「平気で斬れる。無頼の徒だからな」と言い残し立ち去るのだった。

基本情報
ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964年10月17日
上映時間 81分
製作会社 大映京都
配給 大映
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