なちゅん

あなたに降る夢のなちゅんのレビュー・感想・評価

あなたに降る夢(1994年製作の映画)
3.7
ザ・おとぎ話 って感じの、約束されたストーリー。正しく、古式ゆかしく勧善懲悪で、良い人はとことんハッピーエンドに、悪い人はとことんバッドエンドに。

誰も悪くないとか悪人が憎めないとか、バッドエンドがハッピーエンドとか、世の中にはいろんな映画があって、そのほぼどれもを好んでいるけど、やっぱり王道ラブロマンス、王道ロマンスコメディはそれはそれで最高。
シンプルに人を好きになったり好きでいたりすることは映画の中よりも現実世界の方がよっぽど難しくって、だからそのシンプルさやピュアさを持ってる映画はどんなに前の作品でもなんだかほっこりするし、ハッピーになれる。おとぎ話ってすてき。

ミュリエルがとことん嫌な女に描かれてて笑った。彼女はもちろんぶっ飛んでたしやりすぎだけど、まあでも、わからなくもないよね、立場を想像したら。
チャーリーとイヴォンの元になった夫妻が、2人のように幸せだったら良いなと思う。
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