極秘兵器スティンガーを
奪取すべくアフガニスタンの
武装集団を待ち構える
ソ連兵たちの話。

それぞれの兵士たちに
ちゃんと個性があって
人間模様もそれなりに楽しめた。

ロシアが作る戦争映画は
残忍なシーンとか少なめだから
（勝手に自分の統計で判断）
安心して観られる。

1番、子犬が可愛かった。

ソ連時代のアフガニスタン紛争 (1978年-1989年)を題材にしたロシアのテレビ映画（45分×4話）
・ソ連目線のアフガニスタン紛争。
・アメリカが供給するスティンガーにやられたことを正直に描く。
・他民族、他宗教のソ連軍。
・ソ連軍がアフガニスタンでどんな戦いをしていたか。
・ソ連軍プロパガンダなし。
レア設定いっぱいで、すなわち見所もいっぱい。
司令官とは別にコミッサールみたいなひともいたけど、やな上官役を引き受けている彼はコミッサールでいいんだよね？
通信員のヒロインが暇な時間をスケッチしてたり、男性経験豊富な同僚がいたりと、細部も手が込んでいた。
エロいことで頭がいっぱいになってるくだりは「特攻大作戦」からの引用ですかね。
真裏に位置する映画は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」ですね。
戦争の形態を変えた武器＝スティンガーという点で視聴しても楽しめる。
これは面白かった！

1979年、ソ連がアフガニスタンに侵攻、モスクワオリンピックのボイコットにつながった。
派兵されたソ連兵は、イスラムゲリラの抵抗に苦戦していた。
ゲリラは隣国パキスタンのアメリカ情報部隊の支援を受けていた。
ソ連はヘリコプターによる制空権を握っていたが、米軍の誘導ミサイル、スティンガーをゲリラが手に入れたことで、戦局が大きく変わろうとしていた。
結局10年ほどでソ連は撤退するのだが・・・。