このレビューはネタバレを含みます
最後、じんわりきた😢
現実には起こり得ない話ではあるけど、外見がどうなろうと本質が変わらず、中身を愛して好きで居続けられるかどうか…みたいな。
Aはこれまでずっと孤独で、毎日ランダムで違う人に乗り移る中で、リアノンと身近なアレクサンダーに乗り移り、アレクサンダーで居続けることでやっと掴めたリアノンとの幸せな日々。人生がうまくいくように思える中でも、ふとアレクサンダーとその家族の人生が頭をよぎる。
これからずっとアレクサンダーで居続けることもできるかも知れないけど、結局、彼の人生を奪うわけにはいかず、愛するリアノンの為を思って孤独を選んだ。
最初で最後の恋が実らないって辛いなー。幸せな日々を思い出して生き続けるのは虚し過ぎるし、自分なら耐えられない。
いつか自分の選択を後悔する日がくるかも知れない。
リアノンはAが誰であろうとAが好きだったのに、Aのことを愛していたおかげでアレクサンダーの魅力に気づき、結ばれていく。Aと重ね合わせながら、段々とAじゃないアレクサンダーとの日々を歩んでいくんだろうな。
消えていくAの存在が悲しい。じんわりきた。
あーーー愛したい。愛されたい。笑
ジャケットがすごい幸せ。素敵過ぎる。保存した。キュンとする。笑