このレビューはネタバレを含みます
トウコ・ラークソネンの頭文字がイレにみてえしかたなかった。
若かりしトウコの危なっかしさにもっと上手くやんなよって思わずにはいられないし、ゲイは夜の茂みが本当に好きね、という古典的な描写に(時代もあったともうけど)うんざりしたりもしたんだけど。
なんかね、インターネットのなかった時代のオフ会!は素晴らしいとおもったし、好きなことを公言できずに隠しながら、世間の普通に監視されながら、トムオブフィンランドとして動き続けた姿に胸を打たれましたね。あんな思いをしてまでやり遂げたいことって、わたしにはないな。って思ったら、人生をたのしむのよっていうカイヤの台詞までひっくるめて、しっかりしろよ!って言われた気持ちだった。
めちゃくちゃよかった。
あと、省略と時間の流れがめちゃくちゃ見事!お見事!すげぇとおもった。素晴らしかった!