jaja

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのjajaのレビュー・感想・評価

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昭和のヤクザ映画にも通じるような男の世界──、このところヤワな映画ばかりを観ていたから何だか逆に新鮮だ。▼やれと言っておいて途中で梯子を外すのは、一国の政府だろうが、反社会的勢力だろうが、はたまた企業の組織でもありがちなこと。わかっちゃいるけど、不器用な俺たちは「ハイ、わかりました」などと言えないものなのさ。▼どうせ昭和な展開なのなら、やはりここは無骨な男同士──アレハンドロとマットの不条理な対決を見たかったな。その意味では終盤の展開にはがっかり。▼にしても、主役のベニチオ・デル・トロは古谷一行に似てる。
jaja

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