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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのchipのレビュー・感想・評価

3.8
テロリストは
国境を越えてやってくる…?
メキシコとの国境、
国境越えを試みる膨大な数のメキシコ人、
彼らを食い物にする不法入国斡旋グループ、
取締る者たち。
そんな中でテロ撲滅のために進む型破りな計画…
麻薬王の娘誘拐!

相変わらず空虚な目のデルトロさんがすごい存在感!
誘拐に巻き込まれた子を命がけで守る様子に優しさを感じた。
精悍なジョシュブローリンも良かった、
非情な指示を出すけど…ラストに優しさを見せた彼が。
二人とも渋い、男っぽい!♡

「やるべきことをやれ!」
男だらけのミッション。


地の底からひびくような
ギシキシとした音…
不穏な感じがドンドン迫ってくる感じで…
これは前の作品でも感じたこと。
今回はそこにドンドンと太鼓の音が加わり、何かが起こる、と思ったし、後半の切迫した流れにドキドキした、面白かった。

まさか彼が撃つとは思わなくて…
こんなふうに少年が悪に染まって行くのか…と唖然とした。


原題の「Soldado」は
スペイン語で「兵士」の意味。
アメリカ軍が出動するからかと最初思ったけれど…
名もなき少年たちが、悪の組織の兵士になっていく、そっちの意味かもしれない。


そう言えば…
トランプさんのメキシコの壁計画…どうなっているのかしら…
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