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レゴ(R)ムービー2のpicaruのレビュー・感想・評価

レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)
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【ガチで遊べる話2】

『LEGOムービー2』観ました。

エンドロール命の映画
クレジット愛が爆発する映画。

本編?

えーーーっと.....

エンドロールが強烈すぎて忘れちゃった。
そんな感じ。

......本当の話だけどこれじゃあレビューにならないね(笑)

OK. じゃあもう一度だけ説明するね。

これは『LEGOムービー2』。前作『LEGOムービー』のたったひとつの続編だ。あとは知ってるでしょ? 主人公エメットはブロックシティを救い、ルーシーと恋に落ち、ポジティブに過ごし、そしてポジティブすぎるほどポジティブに過ごし、で、なんだかんだ時が過ぎ、宇宙へ飛び出していた。

ん、どこかで聞いたことがあるって?

『スパイダーマン:スパイダーバース』だね。
それもそのはず。
あの歴史に残る超傑作映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の製作コンビ:フィル・ロード&クリス・ミラーが本作でも製作を務めているんだ。

本編ではスパイダーバースネタが出てきたね。しかもしょっぱなから(笑)

『LEGOムービー』と同様、LEGOワールド版『レディ・プレイヤー1』の世界を受け継ぎ、いや、さらにさらに加速し、そりゃあもう映画ファンにはたまらない仕上がりになっている。

出てくる出てくる名作映画へのオマージュ。
みっけ! あ、あれもか! みっけ!
映画ネタ登場のたびにドッカンドッカン舞い上がる。
私はLEGOムービー2のために映画ファンだったんだ......!! と謎の確信が生まれるほど。
LEGOブロックでも映画ネタでも遊べるなんて!! 超たーのしーい!!

私は字幕版で観たのだけど、何度も笑いが起きていて、映画ファンがいっぱいいるー!! ってうれしくなったね。
みんな同じように好きな映画で遊んできた仲間だ。

確かに、すべてが最高の世界はありえないかもしれない。
だけど、『LEGOムービー2』を観ている時は、『LEGOムービー2』で全力で遊んでいる時は、最高の時間にちがいない。
そして、そんな体験は最高とはいえない日常を少しだけ、ほんの少しだけ最高に近付けてくれるかもしれない。
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