このレビューはネタバレを含みます
映画館で3回も観たのはこの作品が初めて。
ひとりの女性を姫と呼んで10年間追い続けた3人の男の、やってることは犯罪レベルだけどまっすぐな愛の話。
姫と3人の関係は芸能人とファンの関係と似てるのかな。姫に直接触れるなんておこがましい、ただ全力で応援したい。どう考えても姫がヤバい状況でも姫が決めたことやりたいことだから全力で応援。なので彼氏がクズ野郎でも王子って呼んじゃう。でも心の奥の奥では姫に触れたいし付き合いたい...!
尾崎が指を噛みすぎて流血するシーンの心の葛藤が本当に辛かった。
冒頭から面白くてニヤニヤしながら観てたんだけど、もうね、彼らの愛の形が切なすぎて涙が。。そこに僕が僕であるためには反則だー!泣
池松壮亮めちゃくちゃよかった。体はりまくっててドン引きする人も多いと思うけど私はストンと落ちたなぁ。
3人も姫もクズ彼氏も取り立て屋のふたりも愛おしくて仕方ない。姫が可愛いけど可愛すぎないのがいいし、YOUと向井理のコンビもなんかいいよね。
オタクとか誰かの追っかけしたことがある人であれば彼らの気持ちに重なるところはあるんじゃないかなと思いました。