この家族の傍らでずっとみてたような
透明な存在として私もそこにいたような気持ちにさせられるこの空気感は是枝監督!って気がします。
没入感と感情移入が半端なくて。
ぬめっとした違和感や先の見えない不安を肌で感じました。
そしてどっぷり浸かった後で、思いっきり心を掻き乱される展開・・・。
ほんとうにこんなこともあるんじゃないかって思えてきて、そう考えると色々と複雑な気持ちになりました。
見えているものなんてほんの1部分で。
幕が下りた後も彼らの人生は続くわけで。
幸も不幸も飲み込んで日々は終わらない。
そんなパルムドール(着地点も見つけられなかった٩( ᐛ )و)