新宿バルト9にて鑑賞。
良い悪いとかの価値判断で見るって言うよりすごい映画だなっていう印象だった。
演じてる俳優さん子役、家の感じ（特に古くて汚い風呂の雰囲気とか）がすごくリアルで、あと日本人のある一定の年齢までの人なら懐かしく感じる部分もあったとおもう。
言葉では伝わらない日本独特の感じとかって外国人にもわかるのかなあ。だからパルムドールをとったんだろうけど。
こうゆう映画が映画祭の一番の権威ある作品賞をとるって素晴らしいことだな。
樹木希林とリリーさんが本当のこうゆう人にしか見えない、こうゆうおばあちゃんいるなあとか、こうゆうどうしようもないおじさんいるなあとか。自分は日常で道ですれ違っても避けちゃうだろう。
印象的だったのは、駄菓子屋のおじさん（柄本明）に「妹には（万引き）やらせちゃダメだよ」って言われてから少年が自分なりの善と悪の境界線を持ち始めるところ。
俳優さんももちろんすごいけど、こうゆう作品を作る是枝監督ってすごいな。
エンドロール見たら音楽担当が細野晴臣で色んな一流が集まって作られた作品なんだなって思った。
あと松岡茉優のおっぱいが良かった。
