パルムドール受賞おめでとうございます.
家族っていろんな形がある.
血が繋がっていなくても家族になれるんだよね.
いつだったか"そして父になる"でも同じ感想を持ったのを思い出す.
今回は万引きとか年金とかを生き方とした
社会からはみ出た"家族"のお話.
監督が狙っていたと言われる
終わった後の「うーん」と
自ずと考えてしまう宿題のような感覚.
この宿題を自分で納得して解決するには
もう少し時間がかかりそう.
わたしは昔から頭の回転が遅いのです.
それも思い出した.
ただ、今言えるのは
キャストの演技力の素晴らしさ.
樹木希林とリリーフランキーは安定.
安定しすぎて微笑んでしまう.
それぞれの持つ魅力がしっかり生かされていたのは松岡茉優と子役の2人.
それから安藤サクラですよ.
個人的に特別好きだからひいきしてしまうのは仕方ないよね.
でもさほんとに良かったんだよ〜
こんな有名になっちゃったら
お街を普通に歩けなくなっちゃうよ〜と
心配してしまうほど.
いろんな作品を思い出しながら観てしまった.
あのシーンだよね、あのシーン.
あとね、池松壮亮と池脇千鶴、高良健吾が
差し色となってたなあ.
もおキャスト思い出すだけで興奮の作品でした.
あ、宿題やんなきゃ.