Ayakashd

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋のAyakashdのレビュー・感想・評価

3.8
バリキャリのわたしが言うと「いやそらそうだろ」と鼻で笑われるだろうけれど、この映画大好きだ。"女の子が憧れるロマンティック・コメディ"がまだ死語じゃないなら、これは最新の、最高の"女の子が憧れるロマンティック・コメディ"だ。
まずシャーリーズ・セロンが最高すぎる。マッドマックスといい、アトミックブロンドといい、そしてこれ。生き方も、アホな顔も、何もかも敬意しかない。彼女、最高。

それにセス・ローゲンが最高すぎる。この役はまーハマり役だやなぁーー。セスの知性、セスのキャラまんまだしw 子役の子がセスの笑い方を真似ていたのに爆笑した。

あとボブ・オデンカーーーク!!!いいよ!大統領やりなよ!!投票するよ!!TVガイだけど映画で成功するよ!!ボブ・オデンカーーーク!!!出落ちだってばよ…あなたはよ…

笑えるポップカルチャーレファレンスに加え、ほかにこの映画で好きな要素は、セスのキャラクターに象徴されるようなリベラルたちの自己批判性かな。共和党員かよ!?のくだりにはほんと和んだ。そうだよね。

しかし。ありえないカップルだけど、"TRUTH"のケイト・ブランシェットとその旦那さまと、このカップルには憧れる。こんなふうに、髪振り乱して使命を達成しようとする女を、笑わせて励ましてくれるひと。現代の我々の王子様だよなぁ。まあ、プリンス・エリックとはもう言わないから、こんな王子様なら夢見させてくれww
しかしまー、ポップカルチャーの白人異性愛者の下衆オヤジいじりも、そろそろどうだろうかと思ったりもするぜ。実際あれくらいひどいんだけどさ、ほんとに。でもまーあれはあれで新しいステレオタイプだよね。などなど。
それを考えてもバランスの良い、往年の、かつ新しい、ハリウッドの愛すべきラブコメだった!