nokoko

北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイのnokokoのレビュー・感想・評価

3.0
「北朝鮮はユートピアだ」
とても印象的な言葉だった。
それは、実際あの地に足を踏み入れ、あそこでの空気を直接体感しないと感じ得ない感想ではないだろうか。

外から見ると「洗脳」「自由がない」その他色々好きに推測されて、独裁国家としてのイメージがつく。
仮にそうだとして、それで成立している国に、いわば輸入的な立場で歌を歌いに行くライバッハたちの異物感はとてつもないものなのだと思う。

だからこそ、これでもかという拘束をライバッハに強いているのだろうが。
ではなぜそこまでして外から人を呼び込んだのか。
ここ数ヶ月の北朝鮮関係のニュースで、韓国やアメリカとの関係性の変化を見ていたこともあり、そんなことも考えながらの観劇だった。

実際のライブがかなり割愛されていたのが残念
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