2015年に北朝鮮政府から招聘されコンサートを行った、ナチス・ドイツを連想させるスロベニアのロックバンド・ライバッハに密着したドキュメンタリー。
ライバッハ、今まで知らなかったけれどカルト的人気を誇る理由はなんとなく分かる気がする、、
物凄く砕けた表現を使うと、ヤバい国とヤバいバンドの共演。入国シーンから見ているだけでヒヤヒヤする。
けれどあくまでも淡々と、トラブルはあってもちゃんと物事が進められていく。それが意外だったし面白かった。
ただその中でも、生まれ育ちから社会主義的な考えが染み付いている北朝鮮の人と同じ仕事をするにあたっての難しさも描かれていたり。とても興味深かったな。。
北朝鮮で生きる人々の暮らしを覗けるのも一見の価値あり。私たちが普段ニュースで見るような映像やそこから培われたイメージとは異なる、平凡な日常風景が本当に新鮮。
今までの常識がある意味覆される、新しい世界に出会える映画!