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黙秘のryotaのネタバレレビュー・内容・結末

黙秘(1995年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

スティーブンキングの原作ではありますが、ホラーではなく、犯罪映画というか、サスペンスドラマでした。少し前の作品ではありますが、シナリオというか演出というか、とても鋭くて驚かされます。

過去と現在が入り乱れる展開というのは、回想シーンということではありがちですが、こちら回想なんてものでもなくほぼ同時に流れるように見せていくのがすごいです。どんどん没入していけます。登場人物も少ないし、少しずつ現在の殺人(かどうかもわからないけど)と過去の事件がリンクしていくのは、ミステリーとしても面白かったです。キャシー・ベイツの強烈な存在感は、ボロボロのおばさんでも十分すごいっす。だって、絶対に何かあるよねって思っちゃいます。

ネタバレありで書こうとは思いますが、あまり展開を追記しても仕方ないので、母と娘ってやっぱり特別なんだなと強く思ったことだけ、記しておきます。
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