黙秘の作品情報・感想・評価・動画配信

「黙秘」に投稿された感想・評価

matsu

matsuの感想・評価

4.0
富豪の女性がメイド女性に殺された可能性があり警察に拘束される。そのメイド女性は10年以上前に夫殺害の疑いがかけられた人物だった…

ミザリーのキャシー・ベイツ、娘役をジェニファー・ジェイソン・リーの2人が熱演。

ストーリーもしっかりしていて一級品のサスペンス映画でした。面白かったです!!
honoki

honokiの感想・評価

4.0
スティーブン・キング(原作)はずっとぶれない。ジェニファー・ジェイソン・リーの雰囲気がとてもよかった!『ルームメイト』での切ない演技には及ばないけど。
脚本が『ボーン・アイデンティティー』シリーズのトニー・ギルロイだった。
akane

akaneの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます





揉み合いの末、階段から転落し苦しむ老女。ついにやってしまった!と慌てふためいた様子の女。トドメの一撃を与えるように棒を振りかざすも躊躇しているところを、訪ねてきた郵便配達員に目撃される。その時既に老女は息を引き取っていた…

この家で一体何が?サイコホラーな雰囲気が漂う冒頭シーンに期待が深まりワクワクしながら観始めた。


ニューヨークで記者として働くロドレスの娘セリーナ。彼女の元に母が殺人容疑にかけられているとの知らせが届き、故郷の島へ向かう。家政婦ロドレスが家主のヴェラを殺害したとされた事件だが、証拠が無く逮捕はされなかったものの、担当刑事ジョンはロドレスを執拗に疑い、調査を進める。一方、久しぶりに再会した母と娘だがロドレスに対しどこかそっけないセリーナ。記者の母親に殺人容疑だなんて!まったく厄介な事をしてくれた!という気持ちなのだろうか?と考える中、ロドレスが見つめる先が今の寒々しい部屋から突然暖かな陽だまりに包まれた部屋に変わる。そこに若かりし頃のロドレスや幼い頃のセリーナが現れることから、過去の記憶だとすぐに理解できる。(この辺から冒頭で抱いた期待は薄れ始めた…)過去の記憶の中にロドレスの夫ジョーが現れる。彼は働きもせず毎日酒浸り。さらにはロドレスに暴力を振る。毎日毎日好き放題言われっぱなしのロドレスも遂に耐えかね、ジョーをグラスで殴り斧を向けて脅す。その光景をセリーナは目撃してしまう。そこで場面は現在に戻り、当時の話を聞いていたセリーナはそんな話聞きたくなかったとその場から立ち去る。ジョーに懐いていたセリーナには父がそんな人だったとは思わなかったのだろう。ジョーは数十年前の日蝕の日に井戸に落ちて死んだ。その際もロドレスは殺人容疑にかけられたが無罪となった。しかしセリーナは過去に見た光景から、母がやったのでは…と疑っていた。再会時からのそっけなさにはそういった理由があったのかと把握。しかしそれと今回の事件は別。母の無罪主張に協力的なセリーナだが、ロドレスは刑事に悪態をつき続け、何があったのかを詳しく語ろうとはしない。そんな母に愛想を尽かし島を後にするセリーナだが、バッグの中からロドレスが忍ばせたカセットテープを見つける。そのテープにはロドレスが今まで「黙秘」し続けてきた真相が語られていた。セリーナの為に貯めていた貯金をジョーに奪われたこと。まだ幼い実の娘セリーナに対しジョーがしていたこと。それを知ったことでジョーを事故死に見せかけ殺してしまったこと。その時に起訴できなかったことで刑事ジョンが今回こそはと必死になっていること。家主ヴェラとの間には母娘のような絆が芽生えていたこと。年老いたヴェラが不自由になった自身の体を憂いて自殺を図ろうとしたこと。死にきれなかったヴェラにトドメを刺して欲しいと頼まれたこと。それら全てを知ったセリーナは取り調べを受けるロドレスの元へ。全ては愛する娘の為、ヴェラの為にしたことだったのだ。


スティーヴン・キングとキャシー・ベイツといえば「ミザリー」だが、本作でのキャシー・ベイツは良き家政婦であり良き母親。彼女の演技には今回も惹き付けられた。そして冒頭の思わせぶりな演出にまんまと騙された。「やめてロドレス!」と叫ぶヴェラ。まさか"自殺を止めないで"という意味の「やめて」だったとは。ホラー要素のあるサスペンスを期待していただけに私には物足りず…
anguish

anguishの感想・評価

3.5
「生き残るために悪女になることも必要よ、それを生きるよすがとする、悲しい女もいるのよ」
sometimes you have to be a haigh-raiding bitch…to survive.
sometimes being a bitch…is all a woman has to hang onto.

☆ニューヨークでジャーナリストとして働くセリーナ・セント・ジョージ(ジェニファー・ジェイソン・リー)は、故郷メイン州の小島で暮らす母ドロレス・クレイボーン(キャシー・ベイツ)が、メイドとして仕えていた富豪のヴェラ・ドノヴァンを殺害した容疑で逮捕された事をファックスで知り、故郷に駆けつける。

濃厚なヒューマンドラマ、じっくり時間をかけて丁寧に「真実」が浮き彫りになる、邦題の「黙秘」は見当違い。基本は母娘の確執が占めて、老刑事(クリストファー・プラマー)の過去の因縁が絡んでくる。過去の時間が舞台劇のような演出が好き。とにかく長尺がテンポを著しく悪くしているので飽きてくるけど後半を越えたあたりでこの作品が何故評価が高いかが分かるけどもう少し短くしたら楽しく見れそう。

20171025-22(003)
けいこ

けいこの感想・評価

3.7
富豪女主人の殺害容疑で勾留された、キャシー・ベイツ演じるドロレス。 

キャシー・ベイツといえば、どうしてもミザリーを思い出して、絶対犯人‼︎とか思ってしまう😅
が、これぞ母の愛💖という内容で、サスペンスというより、ドラマが強いかなあ…という印象。

あんな父親じゃ、いないほうが全然マシだよね💡
だんぼ

だんぼの感想・評価

4.0
女主人を殺した犯人として疑われるメイドの主人公。更に過去には夫殺人の疑いもかけられていた。真相はいかに…。

過去と現代を行ったり来たりする演出や細かいカメラワークががとても良かった💮

登場する人間みんなどこか心に闇を抱えていて、ただの会話劇としても非常に引き込まれる。特に親子の微妙な関係性とか上手いな〜と思った!

終幕の微笑み素敵🙂
終始暗い。でも一級のサスペンス
父親がクズだから全然同情できない
Violet

Violetの感想・評価

4.0
キャシー・ベイツのためにスティーブン・キングが書き下ろした小説 "Dolores Claiborne" が原作。どうやったらこんなプロットを生み出せるのか。スティーブン・キングの頭の中を覗いてみたいと常々思う。そしてなんと言っても邦題が渋い。陰険な雰囲気さえする「黙秘」というタイトル… 一周まわってかっこよく思えてくるわ…

全編通して驚くほど暗いけれど、中身は混じりっけなく質の高いミステリー。細かく分けられた過去の回想シーンがあれだけ使われているのに興味が冷めないのは、上質なストーリーと鋭い心理描写のおかげ。サスペンスでありドラマでもあるこの作品は、完全に私の好みドンピシャ。キャシーベイツの迫力と演技力で、人間ドラマに深みが出ていたのも印象的だったし、「日食」がキーポイントとなっているところで、小説らしい情緒も感じられて面白かったですね🌙

Instagramにてレビュー済み
あくび

あくびの感想・評価

3.8
決して明るい話ではないのですが、
質の良いサスペンスを観たという気持ちになります。

少しづつ明らかになる事件の真相、
どんでん返しなど派手なことは起きませんが面白かったです。

映画好きの方にお勧めされたのですが
良い作品を勧められた!
raintree

raintreeの感想・評価

4.0
その映画がスティーブン・キング原作と知ったときにはとりあえずは観るようにしています。『ハッピーエンドが書けるまで』(ジョシュ・ブーン監督, 2012年)のリリー・コリンズに馬鹿にされそうですけれど、この嗜好を手放すつもりはありません。

母親のドロレス(キャシー・ベイツ)、娘のセリーナ(ジェニファー・ジェイソン・リー)、資産家の老婆ヴェラ(ジュディ・パーフィット)の女3人の話。ニューヨークの新聞社で働く娘のセリーナは、ある日、母親がヴェラ殺しの嫌疑をかけられていることを知り帰郷します。

気難しい老婆ヴェラの屋敷で働いていた母ドロレスは、彼女の莫大な資産の相続人となっており、不自然ながらも無実を主張する母にセリーナはつき添うことになる。そうしたなかセリーナ自身にもまた、封印していた記憶があったことが分かっていく。そして20年間にわたって冷え切った母と娘の関係は回復していきます。

ですから原題が『Dolores Claiborne』(ドロレス・クレイボーン:キャシー・ベイツの演じる役名)であるのに対して、邦題の『黙秘』はたいへん優秀だと思います。またスティーブン・キングが皆既日食に象徴させた、イメージの豊かさと的確さには舌を巻くような思いがしました。

男にとっての性も切実ですが女にとっての性はよりいっそう切実で、この映画のように多くの場合それは悲劇に直結してしまうように感じます。けれどそこには、男である僕には(場合によっては女である女性たちにとっても)測り知れないような、世界の深みそのもののような何かがあるように思えてなりません。

興味深く思うのは、暗喩(メタファー)と言っても良いですし象徴性と言っても良いのですが、そうした抽象度の高さや別のものに置き換えることによって語ろうとする語りに対して、多くの女性たちが無言でスルーするところです。もしくはとても苦手としている人が多い。

それはもしかすると、女性たち自身が深い暗喩のような存在だからかもしれない。どうしてなのかリリー・コリンズのような素敵な女の人に教えてほしいです。
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