エアール

リミット・オブ・アサシンのエアールのレビュー・感想・評価

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)
3.7
息子よ…
本当にごめんな。パパ…もう少しで帰るからな


きぇ〜い!!!
イーサン・ホークが血みどろに、
満身創痍になりながらも
組織をぶっ潰す。

英題 24 Hours To Liveにもあるように
男に残された時間は24時間。
たった24時間と考えるか、まだ24時間もあると考えるか、
更なる陰謀の阻止と復讐のため、
何も失うものなどない孤独な男が
文字通りすべてを懸けて
臨んじゃうんだから覚悟してね、笑

いや〜イーサン・ホークのこの渋み、笑
渋めが好きな自分からすると
ありがたい限りです!!


レッド・マウンテン、”赤い山”と呼ばれる金と権力をもつ巨大組織がありまして、
なんでも組織の一員が反旗を翻し
国連の捜査官に組織の機密情報を証言しようとしているのだとか。
情報を掴んだ組織のお偉いさんは
裏切り者、すなわち内部告発者の抹殺をするべく
最愛の妻と息子を失ったことから立ち直れずに一線を退いてる、凄腕の暗殺者 トラヴィスに
多額の報酬と引き換えに殺しを依頼。
最初は断るもあまりの額のデカさに
依頼を引き受けることにしたトラヴィス。

インターポールに保護され
護られてる標的の始末に動くのだが、
任務にあたる過程である事実を知ってしまう。
組織が極秘に開発したとされる蘇生技術のことを、
多数の一般市民が謎の失踪を遂げていることを、
そして実はその行方不明者らを実験体にして成果を上げてきたことを、
用済みとなった死体は隠蔽のため燃やされていたことを…
組織がもっとも恐れているのは
この件が明るみになることであった。

また、自身においても
任務の過程で捜査官に撃たれ一度死んでしまうのだが
組織が抱える医療班の応急処置を経て
件の蘇生が施されてしまう。


一時的に意識を取り戻したトラヴィスから
必要な情報を聞き出したあと
用無しとなった彼を始末しようとする組織、
2度も殺されてたまるか、と
培ったスキルを駆使して抵抗をみせるトラヴィス、
薬の効き目が切れようもんなら脳や神経系にダメージが蓄積されていき、
薬の副作用で激しい幻覚症状と動悸も、
コンテナの集積場所、街中、貧民街、組織本部、
どこであろうとも、周囲に及ぼす影響なんぞ御構い無しに、
証言者、捜査官、貴重データが入ったメモリーカードを狙い
抹殺に動き出す組織の精鋭部隊、
そして共に数々の窮地をくぐり抜けてきた”戦友”との闘い、
友情と仕事の境界線、…


おれにはやらなければならないことがある!!
アツい物語に違いないので
気になる方はぜひにね。

それはそれと
インターポールに籍を置く、証人の警護チームで活躍を見せる女性捜査官 リンには許晴ーーシュイ・チン、
亡くなってしまう妻 ケイトにジェンナ・アプトン、
組織の女医さん ヘレナにはナタリー・ボルット!!
彼女ら美女たちのご活躍もお忘れなきよう、笑
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