エアール

インサイドのエアールのレビュー・感想・評価

インサイド(2016年製作の映画)
3.7
フレンチホラーの金字塔”屋敷女”
あの恐怖が再び…
人は愛する者のためならば
なんだってやっちゃうんだから。。

さて
本作で緊張感のあるやり取りを披露してくれる美女お二人
レイチェル・ニコルズ × ローラ・ハリング!!
いや〜ローラ・ハリングの美しさは凄まじいもんがありますな〜
マルホランド・ドライブを観た時も
ナオミ・ワッツとの組み合わせで
ドギマギしたのが記憶にありますけど、
今回も期待値を超えて
改めて惚れ惚れってやつです、笑
あの美貌をもちながらの
していることがなかなかパンチありますからね〜
インパクトはデカイですよね!!
それから新人女性警察官としてちょい出てくるドノヴァンことアンドレア・ティヴァダル。
こちらもお忘れなく!!

本作は一応リメイクって位置付けですけど
残虐描写はオリジナルに及びませんね、笑
脚本にはジャウマ・バラゲロの名前も。。


マット&サラ夫妻 待望の第一子を妊娠、
娘の誕生を心待ちにする2人、
夫婦揃って健診に訪れたその帰り道
お腹の子が初めて蹴ったことに興奮した2人は前方不注意に
前から来た車と接触し激しい横転事故を。
運転していたサラは聴力を失うもお腹の子共々命に別状なし、
夫のマットは残念ながら帰らぬ人となってしまう。

身体の傷は癒えていくが、心の傷は癒えぬまま、
出産予定が迫りつつある。
そしてイヴの日の夜
突然現れた見知らぬ女の不審者が
家に侵入してきたことで
サラを恐怖の底へと突き落とす。

夜 突然のノック、
不審者は執拗に扉を強く叩き、なぜかサラのことを知っている、
ポストの鍵を使ってか家に易々と侵入、
気づかれたサラに襲いかかる、
なんでこんな時に?補聴器が壊れてしまい音が聞こえない、
凶暴性を露わにサラをとことん追い詰める謎の女、
加えてこのタイミングで陣痛までやってきて…

母親、良き友人であるお隣さん、通報を受けてやってきた警官たち、
邪魔者はたとえ誰であろうと容赦なく狩っていく謎の女、
どうやらお腹のベビーを奪う気らしいが…

いったいこの女は何者で、なぜベビーを狙うのか…


持続する緊張感が堪りませんね。
ほいで中盤から後半にかけては
女の正体やドラマの要素なんかも加わってきて
また一味違った側面が見えてきます。
女のしたことは許されませんが
彼女の立場で見てみるとこれはこれで切ない部分がありましてね。
その点もまた作品を引き立てる魅力のひとつでしょうかね。
エアール

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