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TAXi ダイヤモンド・ミッションのmitoのレビュー・感想・評価

2.4
リュック・ベッソンのTAXIシリーズの十数年ぶりの新作。
パリの凄腕デカがフランス人らしい、とある理由で左遷されマルセイユへ。
その頃マルセイユでは高級車に乗り強盗を働くフェラーリ強盗団が暗躍していた。

相変わらず、変わらないノリの本シリーズ。
本作でもあの超絶ギミック搭載のタクシーが登場し、マルセイユを縦横無尽に走り回る。ただ、登場人物もほぼ一新したのだからタクシーも代替わりしても良かったのでは?

名物キャラの署長(現市長)もいつも通りノリノリで登場。
ただ、個人的にはこの署長が湾岸署のスリーアミーゴスよろしく、悪ノリのボーダーラインを超えてきてゲンナリする事が多い。
1は控えめだったけど、2の「ニンジャ!!」あたりから少し目立ち過ぎかな、と感じてた。

悪ノリという点では、昨今のポリコレに敏感なご時世に中々ヤバい表現を多用する点が多いのも気になった。

日本人の話のとき手で目を引きつらせたり、移民や中東民に対する揶揄にも取られかねない表現など…。
これ、国によっては大顰蹙だろ…というセリフがある。

歳を取ったからなのか、この笑いの感覚に付いて行けない、という場面が多かった。
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