右側に気をつけろ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの右側に気をつけろのレビュー・感想・評価

4.0
Netflixに降りてきていて、数年前話題になったあれやん、と何も事前情報入れずに鑑賞。デカプリオ、ブラピ、タランティーノだけでお腹いっぱいなので、事前情報とかいらんよね。しかも、映画に関する映画だしな。ちなみに、映画に関する映画に駄作なし、というのは持論です。

さて、人生の下り坂を迎えた中年の危機をしんみり描いた映画かと思って観ていたら、シャロン・テートが出てきて、ということは不穏な…、しかもこのヒッピーたちはあの…、と想いが湧いてくるけど、軸は中年男の友情物語でそれがそろそろ終わりを告げそうな夜に、いつものタランティーノ。

あらかじめ史実を確認した上で観ると、コレはアレで、コレがアレか、とわかったんやろうけど、また観ればいいさ。ともかく、楽しめた。

【2021.07.25再鑑賞追記】
つまり、シャロン・テート事件を軸に、むかしむかしハリウッドで、あったとさ、という構造なのね。そして、観る者はうまく騙される、気持ちよく騙される。お伽話。
そういえば、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカの監督はセルジオ・レオーネでしたね。マカロニ・ウエスタン。