さくらもち

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのさくらもちのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

予備知識必須!
「シャロン・テート」や「チャールズ・マンソン」のことを知ってないと映画を十分に楽しむことができません!

落ち目な俳優リック(レオナルド・ディカプリオ)とリック専属スタントマンのブース(ブラッド・ピット)が主演ではあるのですが、「シャロン・テート事件」に向かって進んでいく話でもあるので、シャロン・テートの愛すべき日常生活もちょくちょく描かれます。
主役二人の生活は悩みと哀愁に溢れるのに、シャロンの生活はとても多幸感に満ちてました。

テレビ俳優で人気だったリックが俳優人生につまずいて迷って悩んでいる様が会話や行動力からじんわりと伝わってくるのですが、映画全体はどこかコメディチックで会話劇も楽しいので長尺の映画でも全然飽きませんでした。
一方、スタントマンブースは仕事がなくお金がなくてものびのびと堂々としててかっこよかったー!愛犬とのやり取りも良いし、ドライブシアター前のトラック暮らしの生活も良い。


ラストは、タランティーノ監督らしい大暴れぶりでスカッとしました!!
そして、主要な伏線は回収してると思います!


おとぎ話に徹してるナレーションの挿入とか閉じかたに、最後はにっこりとする映画です。
さくらもち

さくらもち