通りすがりのアランスミシー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

4.1
タランティーノ節炸裂。
チャールズ・マンソンのカルト教団によるシャロン・テートの惨殺という実際の事件を取り上げ、1960年代のハリウッドという現実の過去を扱った歴史ものっぽい雰囲気を漂わせておきながら中身は完全にいつものタランティーノ。
ポール・グリーングラスにとってフィクションとドキュメンタリーは境目が曖昧だが、タランティーノにとって映画とはどこまでいってもフィクションなのだろう。