ろろとまし

ヒトラーを欺いた黄色い星のろろとましのネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

『ゲッベルスと私』を観てなかったら、まず観なかったであろう映画。

この映画は生き残った4人のユダヤ人の証言映像と再現ドラマを交互に見せて行くスタイル。ドキュメンタリーであり戦争ドラマでもある。


終盤、ソ連兵がベルリンに侵攻して来て「やったわ!戦争は終わりよ」と喜ぶユダヤ人女性たちと怯えるドイツ人女性たち。そんな彼女たちの元へソ連兵がやって来て銃を向ける。ユダヤ人女性たちは「私たちはユダヤ人よ!」と説明するがソ連兵はドイツ語が分からず出て行ってしまう。そんな中ユダヤ人女性の母親が、怯えるドイツ人女性たちにユダヤ人識別の黄色い星型のバッジを渡す。

鳥肌が立った。

ユダヤ人を助けた善良なドイツ人もいたように、ドイツ人を助けようとしたユダヤ人。



この映画は脚色がほぼ皆無なためそこまでの感動はない。ただ最後の4人の証言映像は胸に来るものがあった。
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