急に余命が残り少ない事を告げられた大学教授。正直に生きようと決め、忖度無しに大暴れ。そんな彼に、次第に周囲も…。
何の気なしに借りた映画が、ヒットだったら嬉しい。本作もその一本。
延命治療はしないと決め、言いたい事、やりたい事を遂行していく教授が面白い。自分の生徒にも割と辛辣だが、逆に愛情を感じる。奥さんとも冷めきっているように見えながらも、若い時の情熱→戦友みたいな関係への変化であり、尊重と愛情をもってしている。そして、父親としての娘への大きな愛情。正直に生きると決めてから、割とシニカル発言が多かったのに、娘には100%味方！みたいなところが、良かった。
そして、何より、ジョニー・デップが持ち直している。
様々な作品に出、多くの女性と浮き名を流したジョニー。ずっと、格好良かったのに、若い女性に入れあげて以降、急速に、この人、こんなんやったっけ…？と、言う程変になっていたが、また格好良く戻っていた。良きです。
