このレビューはネタバレを含みます
前作から15年の時を経て待望の続編公開
映画内時間も15年後となっている
当時のメインキャストが堂々の集結
ファンはそれだけで胸熱
今作は現実世界から始まる
予想通り現実世界に毒された生活を送るジゼルとロバート
モーガンはティーンネイジャーとなり、これまた気難しい
辛いニューヨーク生活を脱却するために、引っ越しを決意
生活を変えようとする中、ロバートとナンシーが現れ願いの杖を渡す
ジゼルの願いによりおとぎの国と化す現実世界
そして訪れる最悪…
今回も現実世界とアニメ世界(おとぎ世界)の対比を見事に表現
やはり現実世界は厳しく観てるこちら側の共感を誘う作りは秀逸
前作同様ミュージカル調モブダンスは変わらず楽しめる
エイミーはプリンセスと悪役を見事に演じきる
前作から変わらないプリンセスジゼルを演じつつ悪役に瞬時に切り替わる演技力
この映画の一番はエイミーをキャスティングしたこと
世界観、キャラ、見た目、演技力全てにおいてマッチし圧巻の一言
辛い要素から入るためか、前作が恋愛をテーマにしているからか、少し物足りない印象で進む
あまりにも前作が感情移入MAXだったのと現実世界問題を実写で解決しているためか現実感が強かった
今回はどちらかというとおとぎの国中心なため現実感が無い
エンドクレジットでタイトルが出る
ここで私の嫌いな邦題ミスリードが発生
前作は 邦題 魔法にかけられて 原題Enchanted
今作は 邦題 魔法にかけられて2 原題 Disenchanted
ああ、今回は前作の逆を伝えたいんだと納得
全てが府に落ちた
安易にナンバリングだけ2とされると、前作と同じような展開を期待してしまう
評価は前作から下げてはいるが、終始賑やか歌とダンスそして各シーンに他のディズニー作品のオマージュがちりばめられている
見つけるだけでも楽しい
これを観ればディズニーの感性が理解出来るといっても過言ではない
非常に楽しい作品でした
続編を作ってくれたスタッフに感謝です
最後に
悪役二人の歌ダンスバトルは新感覚で一見の価値あり
楽しい！
