助ベージュ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の助ベージュのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

I Love Guardians!!

マーベル映画じゃなく
ガーディアンズ映画!!

“マーベル”・シネマティック・ユニバースというよりジェームズ・シネマティック・ユニバース!!

めちゃくちゃ純度の濃い、容赦無しのジェームズ・ガン作品!!

公式で他作品を跨ぎ世界観を拡張してきたMCUシリーズ。縦(時間)での拡張にもそろそろ限界。それこそガーディアンズで宇宙規模に拡大。そして最近は別世界への横拡張本格始動。
無限に拡がる世界観…が昨今、“目的化”しつつある。それも“この”フランチャイズシリーズ「MCU」としてはめちゃくちゃ大切。そりゃわかっちゃいる。

でも、わがままながら、別に近年のが悪い・出来てないって訳じゃないけど、
こっちはユニバース映画観に来てるんじゃない!ヒーロー映画観に来てるんだ!!

あの世界はまだまだ広い。
そんな世界広い宇宙のどこかで曲がりなりにドタバタ活動してる彼ら!!
壮絶悲劇な過去を背負いながら、救える未来を乱暴にがむしゃらにレスキュー!!

そんな悲劇や乱暴な描き方がめちゃくちゃジェームズ・ガン。
所により、いくらなんでもそりゃねぇよ…とドン引くレベルに容赦無し。
だからこそ生ぬるくなんてない。
カタルシスも説得力もそして優しさも全部が容赦無く響いてくる。

エンドゲームからの
「“俺の”ガモーラ」
「“今の”ガモーラ」問題も良し。


そして、キャスト使いも、
豪華すぎるまさに「友情出演」!


I Love Guardians!!
I Love James Gunn!!
助ベージュ

助ベージュ