栗居茶介

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の栗居茶介のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

GotGシリーズの締めとして概ね納得のいく作品だった。ロケットの物語という事前情報の通り、彼のオリジンと宿命に深く触れる内容だった。また、ちょこちょこ出てくるアルフは、キャラクターのインスパイア元としての暗喩であったか。ともあれロケットの悲しい過去を軸にクソ銀河の守護者たちが力を合わせてハイエボリューショナリーを叩きのめすのは痛快であった。ガン監督ならではのやさしいラストも心に沁みた。
さて考察、劇中で言及された「神」の存在について。ハイエボリューショナリーは完璧な知的生命体を作ることに心血を注いでいる。でもってMCUにおいて知的生命体の犠牲を必要とする宇宙の神といえば、ということでセレスティアルって線が濃い。エターナルズともクロスオーバーしそうだなってところで今後に期待である。
栗居茶介

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