こしょう

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のこしょうのレビュー・感想・評価

4.5
オープニングのクリープにここまでストレートに音楽を入れてくることに驚き、あぁこれはロケットの話なんだと分かる。
全体的にギャグが過剰なくらいあって、テンションの持続が難しいけれど、今のマーベルでも単体作品を盛り上げることはマルチバースなんてなくてもできることがこれで明らかになったと思う。

監督のはみ出し者や異形の者への視線が三部作の中で最も出ていたし、ヌルグチョ音も多めでよい。
ハイエボリューショナリー役のうまさ。自分一番で手段を選ばないキチガイ感。あれが生みの親ならそりゃロケットも捻くれるわと思わざるを得ない。
アクションの良さ。ワンカット風なのかもしれないが、あのボリューム。そして相変わらずの派手でありながら優しい色彩。
グルートの声が我々にも分かることの意味。
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