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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のKWSMANのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

・不穏なMARVELロゴ、ロケットのクリープからやばい。少しずつ明かされる過去が暗く悲しくてもう。。

・お母さんの話、お父さんの話に続き、親友や大切な存在と自分の話。喪失を味わった仲間が集まり家族となったそのあと、それぞれ心に押し隠したことに決着をつける。ちゃんと3部作してるー。

・ピーターが犬猿(人熊?)の仲だったロケットを親友と呼び、助けようとずっと一生懸命で泣ける。その間泥棒&話術スキルを如何なく発揮して、決め手がロケット直伝のシステムハッキングなのもアツイ。

・重力ブーツ、一作目の監獄脱出も含めロケットの重力へのこだわりは、いつか立ち向かわなければいけないこの日のためと考えると、ああ!ってなる。

・ガーディアンズはハグのシーンが印象的なこと多くて毎度ぐっときちゃう。

・ピーターが仲間を信頼するようになって、シンプル装備なのも成長を感じる。チームプレイ戦闘シーンかっこよすぎてた。

・ガモーラを通して、失ってしまったものは決して戻らないということを意識させるのも、仲間を大事にする気持ちバーストにつながってる。別れもきちんと描かれていたのが良かった。殺し屋パターンのガモーラ見れたのもボーナスポイント。

・実の娘がかなわなかった旅立ちを、マンティスを見送ることで結実したドラックスの涙。仲良かったのは親として見守ってたのか!と想像して、うっとなる。

・80年代までの音楽含むカルチャーが、ピーターの心を引き留め、もはや現実から目を背けさせる呪いになっている。そこから脱却していく過程が90〜2000年代音楽で、(カウンターアースの爆発も)感じられるの頭いい。監督が流行らせた?懐メロサントラブームの流れ、潔く終わらせるとこもナイス。いや?あれ?2000年代ももうだいぶ過去…?
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