ノア

正午なりのノアのレビュー・感想・評価

正午なり(1978年製作の映画)
5.0
いや~衝撃だった…
まさかこんな凄い映画があるとは。
これだけ傑作なのにネットの評価があまり高くないことが信じられない。
特にラストは数多くの映画を観てきた人たちでも予想不可能だろう。

この映画のあらすじを簡単に説明してみよう。

主人公は都会から故郷である信濃大町に戻ってくる。
都会の生活が上手くいかなかったのだ。
そして地元で仕事も見つかり幼馴染の友人もいたりして何とか生活していく。
普段は「俺女興味ないし」みたいな振る舞いの癖に頭の中は女やセックスのことでいっぱいである。

もうこの時点でダサい。
とてもダサいんだけどリアルでよくいる奴なのだ。

覗きをしたり女子の匂いが漂う布団に顔を埋めたりする。カッコ悪い。
そしてついには…

少し運命が違えば自分も二十歳くらいの頃、この主人公みたいになってたんじゃないかって考えたりする。
そうならなくて本当に良かった。
ノア

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