ノア

狼たちの午後のノアのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
4.5
72年アメリカで実際に起きた銀行強盗事件を映画化したものだ。
主演はアル・パチーノ。
反権力の象徴のような映画で作中にてアッティカ刑務所暴動について言及したりもする…

あらすじはこう。
3人の男が明るい時間に銀行強盗に入る。
慣れてないのかグダグダ。
おまけに銀行内にはろくに金がなかった。
「ちゃんと計画を練ったの!?」と人質にまで心配される始末…
そうこうしてるとあっという間に警官に囲まれて籠城する。

インタビューするマスコミ、説得する刑事、意外にも人気の出る犯人たち。

とまあ少しコメディチックなのだが当時のアメリカ社会のやるせなさを良い具合に描けてる名作だと思う。
ネットで説明を読むよりも実際に鑑賞することをお勧めする。
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