このレビューはネタバレを含みます
アザーズのような実は自分たちが死んでました系。主役だけは生きてたけど。殺人鬼の父親に弟や妹は殺され、死んだ弟妹と一緒に父親を屋根裏に監禁。主役は多重人格になり、心の中で弟妹と生き続けていた。最後、死んだと思ってた父親は動物を食べて屋根裏で生きていて、対決して仕留める。恋人のアリーは多重人格から回復し切らないジャックと惨劇のあった家に住み、寄り添い続けるという話。弟妹が既に死んでたとは全く思わず、すっかり騙された。
〈あらすじ〉
凶悪殺人鬼の子どもという悲惨な過去を捨て、イギリスからアメリカの片田舎にある母親がかつて住んでいた森の中の大きな屋敷に引っ越してきたジャックらマローボーン家の4人兄妹は、その屋敷でひっそりと生きてきた。彼らは母親が病気で亡くなり、脱獄し追ってきた凶悪な殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、不気味な物音がするなど不可解な現象に見舞われる。その屋敷は明らかに何かがおかしかった。そこでジャックは妹弟らに5つの掟を厳守するように言い聞かせるが、その掟が次々と破られ、疲れ果てた長男のジャックは、妹たちを守るためにある決断を下す。