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マローボーン家の掟のrikuのレビュー・感想・評価

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)
4.0
予備知識ゼロ。SNSの宣伝のイメージからよくあるホラー物かな?と思いスルー。なのに初日に見たのは『ザ・バニシング』とグァダニーノ版『サスペリア』in塚口サンサン劇場があったので何か時間が合うモノは、と思ったことから。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』も面白かったJ.A.バヨナが製作総指揮ということで、これは『永遠のこどもたち』みたく面白いかもしれないなとチョイス。

『サスペリア』のミア・ゴス、『ウィッチ』のアニャ・テイラー=ジョイが出ててボク歓喜ヽ(*゚∀゚*)ノとなった作品でした。

タイトル出るまでの流れとか最高に良かった。アニャの使い方として、意図的としか思えない部分もあり、彼女の役回りがとても良かったですね。あと主演といえるマローボーン家の子どもたち。彼らの演技も印象深い。

脚本と編集が練られていて、「あれ?何かおかしいぞ」となったあと、「うまいなー」と思いました。

館モノホラー映画のお決まりを活かしながら、ややズラしてくるあたりがにくい。

どうミスリードを生むかを作り手側が必死に考えた作品だと思います。穴はあるけど、まあソレはソレ。
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