このレビューはネタバレを含みます
パンクだけで終わっていたら、彼女の服はそんなに取り上げられなかっただろう。反抗だけなら誰でもできる。そこから自分の考えを体現するものを作らなくては。
彼女の服を見ているとどこかにオーセンティックな雰囲気がある。パンクと伝統の融合として新しいものを生み出したこのドキュメンタリー、あまり、面白くなかった。
どういう思想で服を作っているのか、服に込めたメッセージ性があれだけで説明されるのは端折りすぎ。彼女の人生ではなく、彼女の考えとそう考えるに至った経緯を写してほしかったのだが。