ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンスの作品情報・感想・評価

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス2018年製作の映画)

Westwood: Punk, Icon, Activist

上映日:2018年12月28日

製作国:

上映時間:84分

あらすじ

「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」に投稿された感想・評価

ヴィヴィアン・ウェストウッドと聞くと、どうしてもマルコム・マクラーレンやセックス・ピストルズを連想してしまうけど、そういうロックンロール絡みのスター関係なくヴィヴィアン自体がすごくかっこいいスターだった。最後にランウェイに出てくるヴィヴィアンはおばあさんになってようが関係なく、どのモデルよりかっこよく見えた。80近いおばあさんが「お元気」とかそんな言葉とは程遠いエネルギーで動きまくってることに畏敬の念を抱いた。
「未来への懸念が私の原動力」って語る場面があるんだけど、パンクが生まれた時のロンドンの不景気も温暖化で北極の氷が溶けるのも彼女にとっては同じなんだというところも感動的で、それだけにジョニー・ロットンを「いい歳なのに未だに過去の栄光が忘れられない」と切り捨てるのも(どっちが正しいとかではなく)かっこよかった。インタビュー前の神経質そうな感じとかはロットンに似てる気がしたけどね。反面、セックス・ピストルズについて質問されたときには「その話をするのは辛すぎる」と本当に悲しそうな顔をしていてちょっと泣いてしまった。ピストルズ好きだからあれは来るよ…。
現在の夫(こいつ徹夜明けなのか酔っ払ってインタビュー受けてんのか?)が完全にヴィヴィアンの才能と人格にのぼせ上がってる(しかも10年以上!)のは本人が語るまでもなく丸わかりだし、同じようにヴィヴィアンを愛したマルコム・マクラーレンが才能への嫉妬でおかしくなっていくのもうなずけた。とにかくヴィヴィアンが創造性に溢れてるし魅力的すぎる。逆にヴィヴィアンがマルコムに対して「私が追い越してしまった」「彼に知的な魅力を感じなくなった」と語るのは残酷すぎるけど本心からそう感じているんだろうし、今の夫も彼女の刺激にならなくなったら平気で捨てられかねないなと思えた。なんというか、ずば抜けた天才とペテン師は並べたら一目瞭然だし本人たちがそれを一番わかるんだろうな。わかっててもヴィヴィアンみたいな人のこと好きになっちゃうよねきっと。
金儲け的にも憧れ的にも人が周りに集まって来ざるを得ないんだろうなっていう中で、特にグラサンのイタリア人(ヴィヴィアンウェストウッドのCEO)は絵に描いたような胡散臭い男だった。でもこういう人がいないと天才も食いっぱぐれかねないだろうし、それこそピストルズにはマルコムがいなくてはならなかったように、この人は絶対必要なんだろうなと感じて好きだった。息子がやっぱりバカそうなのも最高です。
一切ピストルズの曲も流れなかったけど、観終わってからは流す必要もなかったなと感じた。タイトルは”Punk,Icon,Activist”だけど、パンクの象徴とかそういう位置にヴィヴィアンはいないし。そういう文脈でヴィヴィアンの名前を意識したのは確かだけど、ロックパンクの文脈に収まる人物じゃないとわかったし、全くそんなこと思ったこともなかったけどヴィヴィアンの服一枚くらい持ってみたいと思った。買えないし着こなせないけどさ。とりあえず「自分の思想を語るためにパンクファッションがあった」という言葉を聞いたから、絶対に女王の顔がプリントされたTシャツは着ないことにした。女王に恨みとかないし、憧れてヴィヴィアンみたいな格好してたら一生ヴィヴィアンみたいにかっこよくはなれない気がするので。
AkioSogo

AkioSogoの感想・評価

3.5
映画館で鑑賞。感想をまとめることができないけれど、記録のため。

なぜ見ようと思ったのか思い出せないけど、面白かったのは確かかな。
戦う女性は輝いている一方で光に照らされた影も強くなる一方ですよね。

ブランドとして独立しているのは今でも第一線で活躍している
ヴィヴィアン・ウエストウッドさんのおかげなんでしょうが、
現在のパートナーの存在がかなり大きくなっている模様。

エレガンスというよりはやはり「Punk, Icon, Activist」の方が
しっくり来る感じかも。
髭

髭の感想・評価

3.9
10代の頃に焦がれたブランドのデザイナーの最近のドキュメンタリー。

現状、デザインをある程度パートナーに受け渡してるのに少しショックでしたがホイットニーのドキュメンタリーの後だってのでみんなとにかくポジティブな感じがして良かったです。
しんご

しんごの感想・評価

2.0
彼女は世の中をかき回すために生まれた。のひとこと
しびれましたね

たぶん服をつくろうとしてなくてなんか文化?テロ?とりあえず服をつくろうと思って服つくってない人なんだろうなって思いました。

ドキュメンタリーを映画館で見るの初めてで、寝不足だったので途中寝てしまったんですけど、これは映画というよりぼくが悪いですね。

ヴィヴィアンのめちゃくちゃな生き方まじでかっこよくて最高でした。
まゆ

まゆの感想・評価

3.0
ひたすらヴィヴィアンウエストウッドのドキュメンタリーな映画。


わたしはお洋服めっちゃ好きやし、お洋服作る側もショーモデル側も経験あるから(ウォーキング教えてもらったの、まだテレビとか出て有名になる前のアンミカさんやった😂)、ヴィヴィアンのショーのリアル裏側とか変に共感できて楽しかったけど、全くファッションに興味ない人が見たらそんなに面白くはないのかもしれない映画。


でも服に限らず、何かを生み出すお仕事の人ならすごく共感はできると思う✨


彼女は「好きなモノしか作らない」って言うてはって、それめっちゃわかる💡って思う。

むしろそうじゃないとここまで続かなかっただろうなって思った。

気が強そうな方やから、自分が作りたくないものを作れって言われてもぜったい作らないタイプ笑
わたしもいっしょ( ̄∀ ̄)笑

わたしが滝沢カレンみたいにヴィヴィアンさんにあだ名つけるとしたら、「一生反抗期」(一文字多いけど💧)これしかないと思った😂


ひとつ、タイトルの「最強のエレガンス」がひっかかるかも。

彼女はエレガンス(内面の上品さがあるという意味)ではないし、彼女自身もたぶんそこは目指してないと思う💧


ヴィヴィアンの服の場合、前立てにフリルいっぱいフリフリ~ってなってても、女性らしいというより「武装」という言葉のほうがぴったり🔫


原題の「Punk, Icon, Activist」そのまま使えば良かったのに。。。邦題つけた人はちゃんと本編見てつけたんかな( ´•ω•` )

いくらいい仕事をしたいとは言っても、従業員をあんなふうに罵倒したりすることや、彼女の喋りかたを見ても上品さは皆無。



ただ、環境保全活動に取り組んではるところめっちゃ尊敬やし、作り手としての在りかた、プライドの保ちかたを勉強させてもらえた映画✨
Vivienne は常に新しいこと、世界が良くなる方向を考えてるんだなというエネルギッシュさに感動した。めちゃくちゃカッコいい。そしてファッション業界に端くれにいる自分としては、デザインしてパターン引いてトワル組んで修正して縫製して手直ししてという同じ作業してて感動した。
あのヴィヴィアンですら男に抑圧された歴史があっただと…!?という衝撃も束の間、いつものかっこいいヴィヴィアンが出てきて安心した。
とはいえ、彼女の、パンクというより、むしろ秩序立った真面目で芯の通った人となりを見た。

一度スピリチュアルな人が、神様に己の願いを叶えて欲しくば、自分の願いが実現するでどれだけ世界をよく変えられるか、ってことを神様にもプレゼンすると、神様もあなたの願いを実現するために動いてくれますよ、って言ってたのを聞いたことがある。
彼女からもそんな力を感じるのだった。

このレビューはネタバレを含みます

ヴィヴィアンの半生についての映画。
ファンキーなんだろうなって思ったら全然波乱万丈で屈辱もあり裏切りもある。
ただのファンキーなおばあちゃんでもなく、自分の革新なり疑問なり世間に対する退屈さ今後の未来、考えがすごく面白かったしもっと詳しく聞きたくなった。
すごいパワフルばあちゃんでとっても強い人で本物の女王様だった。イギリスの英国な雰囲気と労働階級の映像も生々しくて良かった
enypowa

enypowaの感想・評価

3.5
ヴィヴィアンは、想像してた人柄とは違って、パンクな精神の中にも女性らしいエレガントさも持ち合わせたステキな女性だった。もちろん、すごいパワフルだけど💪

彼女自身も言うように、ファッションデザイナーというより、きっと革命家や活動家な部分が強いのだろうな。

ただ、彼女の元に集まる人たちは、デザイナーとしての彼女に憧れ、手腕を見出しているから、ブランドが大きくなるほど、彼女自身と経営サイドとクリエイティブ、それぞれの葛藤も大きくなるんだろな…とかね。

あとやっぱり、日本企業とライセンス契約結ぶのって、 そんなにお金になるのかな…ロゴが安く使われて、ハンカチやら靴下やらが増産されちゃうのは本望じゃないんだろうけど…ビジネスだから保険も必要よね…

インタビュー時のプラチナブロンドのショートカットに黒のワンピがステキすぎて、私も年を重ねたらあんな感じの着こなししてみたーい!
shiho

shihoの感想・評価

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ヴィヴィアンには長生きしてほしいのです、絶対に。

去年はずっとずっと憧れていたロッキンホースとラブコートを買った。私もあんな風にかっこ良くて美しいおばあちゃんになりたい!!
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