ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンスのネタバレレビュー・内容・結末

「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」に投稿されたネタバレ・内容・結末

パンクだけで終わっていたら、彼女の服はそんなに取り上げられなかっただろう。反抗だけなら誰でもできる。そこから自分の考えを体現するものを作らなくては。

彼女の服を見ているとどこかにオーセンティックな雰囲気がある。パンクと伝統の融合として新しいものを生み出したこのドキュメンタリー、あまり、面白くなかった。

どういう思想で服を作っているのか、服に込めたメッセージ性があれだけで説明されるのは端折りすぎ。彼女の人生ではなく、考と考えとそう考えるに至った経緯を写してほしかったのだが。
会社を大きくしたくないヴィヴィアン☆
自分の認めた物しか売りたくない☆
しかし大きくなったものを止めるのは難しい☆
ヴィヴィアン・ウエストウッドといえば雑誌「宝島」によく載っていたとか岡崎京子のマンガに出てきたとか私には買えないブランドだったとか、そのくらいの印象だったけど。いやー、こんなに年とってもカッコイイ人がデザイナーとは知らなかった。そして波瀾万丈の人生!!日本のライセンスは母親の老後の為に息子が契約したとか、すんごい年下(元教え子!)の男性が現在のパートナーであることとか、とにかく今でもぶっ飛んでいる人だった。歴代ダンナはひどい人だったけど息子達は立派で良かったね〜。そしてケイト・モス久々見たわー!相変わらず素敵だった。
私がブランドを好きになったのは色使いやデザインの雰囲気もあるけれど何よりもヴィヴィアンの思考が好きなんだなって改めて思った。

かっこよすぎる。
77歳であんなにシャキッとしてるなんて。
やりたいことがあってメラメラとしてるエネルギーを感じる。
そのメッセージを受け取りたいと思った。

大好きなブランドを作り上げた唯一無二のデザイナーと今の時代を生きれてることが嬉しい。
もっと彼女の思想を知りたい。

なかなかvivienneには手が届かないからお手軽なプラスティックな靴ばかり買ってて彼女は嫌がってることに少し悲しくなったけど、ライセンスの繁栄で彼女の老後に力を貸せるならこれからもかっこいいと思ったら迷わず身につけてようと思った(笑)

テレビ番組でバカにされてるときの彼女の表情、心の強さと美しさを感じた
ヴィヴィアンの半生についての映画。
ファンキーなんだろうなって思ったら全然波乱万丈で屈辱もあり裏切りもある。
ただのファンキーなおばあちゃんでもなく、自分の革新なり疑問なり世間に対する退屈さ今後の未来、考えがすごく面白かったしもっと詳しく聞きたくなった。
すごいパワフルばあちゃんでとっても強い人で本物の女王様だった。イギリスの英国な雰囲気と労働階級の映像も生々しくて良かった
フェミニストの友達から観ろ、と連絡が来たのでブランドの商品買ったこともないのに鑑賞。
ハイファッションは金がなくていつまでも買えないし、金持ちパンクてZOZOの月から目線みたいに草民を見下してんじゃないの〜?とか全然興味なかったんだけど…偏見でしたすみません。
ヴィヴィアンのパンクス魂とアクティブなDIY精神にやられた!なんか作りたいってなった!(絶対やらないけど)

見終わった後、前の方で見ていたご老人の男性が、おそらくパートナーの女性に「日本にもお店あるの?」と聞いて、嬉々としてパンフレット買ってた。
いいもんみた…。

ファッションで政治的メッセージで成功するのって難しいと思ってた。結局資本主義の波にのまれそうだし、成功すれば周りが勝手に操縦席に乗り込んでくるから。
ヴィヴィアンもそういう面はあると思う、映画を見る限り。
でも、うやうやしく広げた、デストロイハーケンクロイツのそでをわざと長くした拘束服をみて考え直した。
セレブが反体制や反全体主義に指をさすことの意味。力強さ。

ちなみにヴィヴィアンは監督にアクティブな映像が足りないと怒ってたんだけど、十分伝わってきたけど笑
たぶん危機感があるから後輩たちにメッセージを残したいのかもしれない。
ただ監督は、これは個人の見え方だから、と言い逃れしてたけど、ヴィヴィアンのバッジARはアクティブレジスタンスなんだし、もっとメッセージ盛り込んでもよかった気がする。
後継が会社を維持することに洗脳されてて、たぶんどこかで大事なメッセージよりもお金を優先すると思う。
大事なことを忘れないで。
凄い、パンクだわ。
アメリカンドリームに早々と見切りをつける強さが羨ましい。
時々かなり過激だったりもするけれど、作品は凄く興味深いの。格好良いのよ。
SEX PISTOLS のプロデュースをした人なのか‥過激な訳だ。嫌いじゃない。
足を引っ張る男が居ても、経済的に困窮していても、歩みを止めなかったんだな。
自分の才能を確信していたのかな。
そして政治や環境問題に切り込んでいく。頼もしい。老いて尚格好良い人だわ♪
構成、掘り下げについての点数。過去のコレクションに対しては星5です。

私は10代の頃に出会ったVivienne Westwoodの服に魅了され、趣味で80〜90年代のコレクションを蒐集しています。

Vivienne Westwoodと聞いて「セックス・ピストルズ」「ロッキンホースバレリーナ」「ラブジャケット」「アーマーリング」を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、その話は一切出てきません。

ヴィヴィアンにとってパンクムーブメントはほんのきっかけにすぎず、「自分の才能は世の中に知れ渡るべきだ」と本格的にブランドを立ち上げ、労働者階級から大英帝国勲章・DBEの称号を得るまで登りつめるには紆余曲折が……みたいな構成かと思っていたのですが、ドキュメントと言うには構成が不親切で、時系列がバラバラでいつ頃のことか補足が全くありません。
パンクカルチャーやヴィヴィアンのことをよく知らない方にはかなり分かりづらい作品だと思います。

予告でもヴィヴィアンが質問の低レベルさに何度も頭を抱えていたり、今作の仕上がりを夫婦揃って酷評しているとおりにほぼまともに話を聞くことが出来なかったのかもしれません。
今作では触れられませんがヴィヴィアンはアフリカでの雇用支援の一環として、アフリカの職人たちが作ったバッグの販売などにも力を入れているので、そういった面も交えて活動家としての一面を紹介しても良かったのでは。
どのようにデザインを構築しているか、どんな視点を持っているか、インスピレーションについてなどもっと掘り下げてもらいたかったです。
自宅に山のように積まれた本や、美術館で絵画を見ているようなシーンがあるのですが、特に説明もなくスルー……。
最後のまとめ方も雑で「ヴィヴィアン最高!」みたいな駆け足でエンドロール。

彼女が高齢であることも関係しているのか、コレクションラインに "Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood" と夫の名前を冠したり、複数あったセカンドラインを統合するなど近年は縮小傾向にありましたが、ブランドクローズも考えているのかなと感じさせるような発言もちらほらありました。

ブランドの中心人物にもなっている、夫・アンドレアスとの関わりですが、モデルに随時試作品を着せながらアンドレアスと一緒に手直ししていくところがよかった。
ヴィヴィアン自身は最初の夫もマルコムも、自分をずっとワクワクさせてくれない男性には興味がなくて、そういう点でアンドレアスは長年いい影響を与えてくれる絶好のパートナーだったのかもしれません。
アンドレアスが「人間としてのヴィヴィアンが好きだ」と「なんかよくわかんないけど全部好き!」みたいなニュアンスで語る場面は若いカップルのようで微笑ましいです。

そのほか興味深かったこと
・ライセンス契約
「お金に興味がない」「好きな服しか売らない」と言う割に日本のライセンスはオーブマークだらけの劣悪なコピー品のようなデザインであまりに酷いと思っていたら、マルコム・マクラーレンとの息子がライセンス契約についてわずかに触れる場面があります。老後のためなら仕方ないけど、デザインは監修してないのかな…

・イギリスのテレビ番組
ヴィヴィアンのミューズのひとり、サラ・ストックブリッジが「80年代にミニクリニとロッキンホースバレリーナでロンドンの街を歩いて笑われた」というような文章をどこかで読んだ記憶があったのですが、似たようなエピソードの映像が中盤に出てきます。
イギリスで評価されていなかったころに、あるテレビ番組内で新作の服を身につけたモデルたちを紹介するも、80代の観客たちが斬新すぎる新作を見て大爆笑するというもの。
バカにした番組の構成にサラは激怒していたそうですが、「パンクの女王」とも呼ばれるヴィヴィアンは激昂することもなく終始冷静な態度をとる一面も。

・レズ友疑惑?
ヴィヴィアンに言い寄られた(?)ケイト・モスが「レズ友になってたかもしれないわ」と言いながらヴィヴィアンのモノマネをするのですが、結構似ています笑
ヴィヴィアンとケイトゎレズ友だょ!
遠い遠い存在だと思っていたけどこの時間もどこかにいて、同じ時代に生きてて、それって奇跡だな。。

好きなものは好き、嫌いなものはいらないってばっさり言うことが良いことに思えたし、
時々無愛想だけどそれもまたチャーミングで、偽ったり成り切ったりするファッションじゃなく、その人が元々持ったうつくしさを引き出してくれる服をつくっているんだなあ、というのが本人をみることでちゃんと伝わった。
テレビ番組でバカにされても熱くならず冷静に反論するヴィヴィアンは超かっこよかったし、そんな時代もあったんだ。。と驚愕
ファッションは業界的に新しいものを見たいという寛容な心でなんでも受け入れてくれる
違うからダメというのはない。
その道を切り開いてくれたパイオニアがヴィヴィアンなのかも。
彼女ははじめ笑い者にされてたけど、みんな結局無視できない。
彼女のパワーを服から感じたから決して、ファッションって表面的なものなはずがない。
服の、ストーリーと個性を爆発させた、表現を可能にしたヴィヴィアンは偉大だ。
「知的好奇心」や「現状への危機感が行動する動機」といった彼女の性質は、世界中でいろんなもの諦めて妥協する人々の中でビビットに際立って当然。
彼女には「コア」みたいなものは逆にないのかも。「これだけは大切にしたい!」というのを自分で決めつけないから、思い立ったことをすぐに実現できて、それをどんどん深めていくことができる。
印象に残ったのは「自由の対価」というところ。ヴィヴィアンは勝手でワガママに見えるけど、その分人の3倍働く。仕事という感覚ではない、やるべきことをやってる。彼女の人生は100年なんかじゃ足りないだろうね!笑
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