このレビューはネタバレを含みます
音楽がすごく良かった。胸に迫る切ないメロディがいい。
マグマも、おそろしくも美しく生命力に満ちていて素晴らしかった。
しかしあとは…
宮沢賢治への敬意は感じるけれど、他作品のオマージュの要素が入ってくることで、ごちゃまぜ感が出てしまい安っぽくなってしまった。
どうしてブドリだけで完結するようにしなかったのか。
冒頭の教室のシーンで「雨ニモ負ケズ」の朗読が始まったとき、本気で観るのをやめようかと思った。このシーンのせいで映画の世界に没入できなくなった。
ブドリの夢?のシーンに出てくる妖怪じみた生き物も、ますむらひろしさんが原案なのでしょうか?
違和感がすさまじかったのは私だけ?
あと、映像に関して、CG感が出ちゃってる箇所があって…
気にしないようにしようと頑張っても、どうしても気になってしまった。
幻想的な映像と美しい音楽には満足でした。