全っっっく怖くないぞ(笑)
一番の原因は、ホラーなのにテンポがすこぶる良いこと。セリフを話すタイミング、カメラワーク、場面展開、全てきっちりと同じテンポを刻んでいく。
緩急が無いので淡々とお話が進む。緊張感も全く足りないと言うか、無い(笑)
無駄なシーンも多く、父親が精神科医に電話するシーンを入れるんだったら息子が父親にグッバイと言った過程を描いて欲しい。人形に肩入れする理由、それが一番怖いと思うのだが。
人形を取り巻く人物の感情が薄っぺら。母親だけがヒステリックで概病歴の妄想に持っていこうとする。ありきたり過ぎてつまらない。
極めつけは、人形をスタッフが後ろで操っているのが容易に想像できる動き。人形劇か⁈
一気に興醒め。
人形ホラーを馬鹿にすんなよ!(笑)
ラストで鏡に映っていた息子の姿に…あれ?
何故その手法を本編で用い無いのかなぁ。初め見た時はまさかの本物が映っちゃったのかと。それを演出と思わないのがもうダメダメ(笑)
ジャケットはプロ級。
だけど中身はちょっぴりお金をかけた自主制作映画。