劇場公開時鑑賞しましたがBDにて再鑑賞再レビュー。
顔面内における眼の比率がちょっとオカシイぐらいにデカい、超絶美女ディーピカー ・パードゥコーン主演による一大叙事詩の映画化作品。13世紀末、西インドの小国、メーワール王国の妃となった絶世の美女、パドマーワティを巡る、男たちの戦いが描かれる。
とにかく豪華絢爛!壮大なスケールで描かれる歴史絵巻。ワンカットワンカットの衣装や美術といった“画”を楽しむ作品。
そしてキャラクター達の対称的な描き方。誇りと義を見失うことなく、感動的なまでの高潔さを見せつけるメーワール王国の人々の姿には心打たれるし、獰猛で野心家、非情な事をしてまでも欲するものを手に入れようとするヴィランを演じたランヴィール・シンの怪演も注目で、後に夫婦となる2人の共演もコレが3作目。
冒頭、公開当時の抗議運動とかを受けてのディスクレーム表明がされるのだけど、その内容がちょっとネタバレになったりしているので注意が必要。
ディーピカー・パードゥコーンの圧倒的美しさで押し切り、それを堪能する作品。