十数年も放ったらかしで妻と兄弟の前に突然現れる。
現れたと思ったら、車で旅行だと駆り出される。
はぁ?と、最初は思い同じ息子がいる自分からしたら無責任なクソ親父だと思った。
だが、物語が進むにつれ、この父が何を伝えるべきかを考えた時に、こういう愛情表現もあるんだなと理解していく。
戸惑う兄弟も今気付けなくても、きっと将来父が教えてくれたことに気づく日が来るのではなかろうか。
ラストは衝撃的過ぎて、この父を単に無責任な父とは思えないなと考えが変わってました。
全編、アートを見ていような美しい風景。
青を基調とした北野映画を思わせるような綺麗な映画でした。
もし、この子達が女の子だったら、この父はどう旅したのか、そもそも旅をしなかったか、放置すらしなかったか、凄い気になった。
結局10年以上、彼は何処で何をしていたかが分からないままというのも、この映画の良さかもしれません。
◼️物語、構成 4/5
◼️演者、演技 4/5
◼️演出 4/5
◼️衣装、メイク3/5
◼️音楽 3/5
◼️美術 3/5
◼️満足度 4/5
◼️万人受け 2/5
◼️病みつき度 3/5
◼️涙 3/5
◼️恐怖 1/5
◼️安らぎ 1/5
◼️笑い 1/5
◼️アクション 1/5
◼️謎解き 1/5
◼️エッチ度 1/5
◼️グロ描写 1/5
◼️胸糞 2/5
◼️歴史的背景 1/5
◼️元気貰える 1/5
◼️睡魔 1/5